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角丸の半径はどう設計するべき?
UIデザインの基礎:角丸の半径はどう設計するべき?
UIデザインにおいて「角丸(ボーダー半径)」の設計は、視覚的な心地よさや一貫性に大きな影響を与えます。特に外側と内側の角丸がズレて見えると、全体の仕上がりが雑に感じられることも。
この記事では、角丸の基本設計ルールをわかりやすく解説します。
❌ よくある間違い:「半径を同じにする」
外側の半径 = 内側の半径
この設計だと、角のカーブがぴったり一致せず、不自然なズレが生じてしまいます。角の重なり部分がきつく見えてしまい、結果的にデザインが歪んで見える原因に。
✅ 正しい設計:「パディング分を加える」
外側の半径 = 内側の半径 + パディング
これは最も自然な設計方法です。
たとえば:
- 内側の角丸:16px
- パディング:8px
- → 外側の角丸:24px
このように設計すると、角のカーブがきれいに一致し、視覚的に滑らかで整った印象になります。
🎯 まとめ
項目 | 値 |
---|---|
内側の半径 | 16px |
パディング | 8px |
外側の半径 | 16px + 8px = 24px |
💡 ワンポイントアドバイス
- ボーダーや背景を重ねるデザインでは、角丸の継承関係を意識しよう。
- デザインツール(FigmaやSketchなど)でも、この法則を意識すると一貫したUIが作れます。
- コンポーネントの使い回しがしやすくなり、保守性もアップ!
🔚 おわりに
UIの「角丸」は一見些細な部分ですが、細部のこだわりがプロダクト全体の質感を左右します。
今回のような基礎知識を押さえておくだけでも、ぐっとレベルアップしたデザインが可能になりますよ!
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